【コーキング作業】現役大家がコツを教えます!水まわりのカビはシーリング打ち替え!

賃貸のトラブル
大家のせいや
大家のせいや

発信する大家さん せいやです!

お風呂に入るたび、このカビ気になりませんか?


カビ取り剤で掃除したけど、材質がゴムっぽい部分って中々落ちませんよね。
所謂コーキング部分のカビです。お風呂場以外にも、キッチンなど水まわりによく使われてます。


カビがこのコーキングの内部に入り込むと、取り除く事は難しくなります。
そのため、その場合はコーキング部分を除去し、新しいコーキング(シーリング)剤で埋め直しましょう。
いわゆる、コーキングの打ち替え作業です。


この作業を業者さんに頼むと、作業範囲によりますが1万円から3万円程度!
材料自体は2000円程度などで自分でできる所は自分でできたら嬉しいですよね。


大家のせいやは、宅建士として不動産の管理や仲介の仕事を経験し、現在大家として40戸の物件を管理してます。


リフォーム業界の経験はありませんが、自分でできる作業自分でやる大家です。コーキング作業も経験していますので、作業をやりながらコツをお伝えします。

コツを掴めば難しくない作業なので、
作業を見ながら出来そうだと思えばチャレンジしてみてください!

コーキング作業で用意するもの

コーキング作業で必要なものは下記の通りです。

  • カッターナイフ
  • マスキングテープ
  • コーキング(シーリング)剤
  • コーキングガン
  • ヘラ

これ以外にも養生シートや軍手、コーキング剤を拭き取るタオルなども用意しておくべきですね。

手や壁床にコーキング剤が着くと中々とれません。オレンジオイルかシンナーなどを利用して拭き取るか、固まった後に削ぎ取る必要があります。余計な場所にはつけない様に注意しましょう。写真の様に、シリコーン専用の除去剤もあります!

コーキンング作業の手順

コーキング作業の大まかな手順をまとめました。

  1. カッターで古いコーキングを除去
  2. マスキングテープで幅を決める
  3. コーキング剤の準備
  4. コーキング剤を塗る
  5. ヘラで余分なコーキング剤をとる
  6. マスキングテープを剥がす

作業のコツを画像付きで解説していきます。

①カッターで古いコーキングを除去

・カッターをしっかり壁や床に這わせる
・V字の角度を意識して、上と下にカッターナイフを入れる
・古いコーキングを取るときにはしっかりと除去し、水気もとる

②マスキングテープで幅を決める

・マスキングテープの間隔の長さでコーキングの幅を決める
・マスキングは角は折り返して綺麗に、面も意識

③コーキング剤の準備

・初心者は養生シートも用意しておく
・コーキング剤の先の切り込みで太さを調整
・角度によって厚みを調整
・コーキングガンにセット

④コーキング剤を塗る

・夜お風呂に入るのであれば午前中に作業
・一定のスピード
・やや多めに

⑤へらで撫でる

・表面が固まる前にヘラで撫でる
マスキングテープに数ミリ程度被るヘラを用意
・ヘラについた余分なコーキング剤は毎回拭き取る
・2回ヘラで撫でる(1回目は軽く、2回目はしならせる)

⑥マスキングテープを剥がす

・固まらないうちに剥がす
・壁や床につかない様に慎重且つ迅速に!

コーキング作業完了!

これでお風呂のコーキング作業完了です!
最初は難しいと思いますが、一度作業をすると慣れます。

ただ、よく見ると最初にされていたコーキングより粗い事は分かります。こうして作業してみると、プロの業者さんは2倍くらい作業が早く、綺麗に仕上げているので、凄さが分かりますね。

この記事を見て私でも出来そうだと思ったあなた!
材料費は3000円程度で集まるのでぜひ挑戦してみてください。

トラブルにならないように賃貸の人は管理会社や大家さんの許可をとってくださいね!(大家のせいやの本音は、次貸すときに問題なければ勝手にやってても何も言いませんが…)

善管注意義務を怠り、カビを発生した場合は入居者さん負担で現状回復する必要があります。どうせ費用を払うなら自分でコーキングの打ち替え作業をして、失敗したらプロの業者さんにお願いするとかもありですね。

カビの現状回復の義務は誰が負担するの?善管注意義務違反って何?と思ったあなたは下記の記事を参考にしてください。

管理会社の見積もりは高くなりがちなので、「くらしのマーケット」などでプロの人に直接お願いするのもいいですね。大家のせいやも管理会社経由で作業してもらわずに、色々な場面で利用させてもらっています。

「くらしのマーケット」の活用方法はまた別の記事で解説しようかなと思います。

それでは、また!